EOS6D買い替え体験記

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D
キヤノン (2012-11-30)
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2014年4月に5D2から6Dに買い替えをしました。

 

 5D2は2年間使いましたが、撮影枚数が20万枚を超えました。

そろそろシャッター機構が寿命に近づいてきたので、オークションではなくカメラ店の買取で売却しました。

 

 結構使い込んでるのが、ボディーやレンズマウントのスレでわかるのですが、7万円で売却。2年前に購入したときは9万円後半だったので、かなりお得な売却ができました。

 

 すぐに、ヤフオクで中古の6Dをさがして落札しました。購入後1年のものです。一応、5年保障があり、あと5年は無償修理が可能です(元のオーナーであれば)。

 

 


 6Dの使用感ですが、最高に良いです。

  1. 5段階ブラケットでアンダーからオーバーまで一気撮り(7段階もできる)
  2. 連写(製本でなくとも、静か)
  3. 5D2よりも100グラム軽い、プラナーのレンズよりも軽い
  4. GPSで撮影地情報記録され、ライトルームで地図上に表示される。
  5. ファインダーが見やすい、明るい。
  6. バッテリーは5000枚はOK(一日5時間で3500枚程度)
  7. AUTOのISOで最低1/250のシャッタースピードが使える。
  8. 高感度ノイズ性能が日本一(5D3よりも)なので、6400でもOK。

 使用開始から3ヶ月ほどたち、かなり撮影枚数も増えたので、気づいた点をリストアップします。

 

※2014年6月下旬

 

 

  1. シャッター音がとても静かなのがいい。数千枚も撮ると静かなほうがいい。街や観光地での連写をするときも、うるさくない。
  2. センサーのダイナミックレンジが明らかに広がっている。特に高輝度側に余裕がある。
  3. 高感度ノイズ性能はかなりいい。5D2では取れない室内や森の中の手持ちが余裕でできる。
  4. 100グラム程5D2より軽いが、その差が結構快適に感じる。
  5. iPhoneアプリがあまり役立ってない。
  6. GPS位置情報の記録機能はとても便利で使っている。ただし、電源オフ時にはGPSを切らないと電池がなくなる。

 

 


 フルサイズのセンサーのカメラボディが14万円程度で購入できるのは入門機からのステップアップにはおススメできる。

 

EOS kissでは物足りない人は、70D、7Dなどには行かずに、6Dにするのがいい。

 

【フルサイズセンサーの6Dにする理由】

 

  • 暗い場所、室内、夜明け、夕暮れなど、よい作品を撮るには暗い環境でも高感度にしてノイズが出ないセンサーが必要。
  • APSCではセンサーのダイナミックレンジが狭い(実感)。黒つぶれ、白とびしやすいので、結局扱いにくい。高解像であっても、狭いAPSCのサイズに詰め込むと画質(ノイズ性能)に悪影響が出る。
  • 軽くて小型で扱いやすい。昔のフルサイズは重くて大きかった。

 


 

【5D2の中古ではダメなのか】

  • 5D2はISO800が限界。夜明けの暗闇から明るみ始めるときに、10秒など露光している状態はメリットない。これではブラケット撮影できない。(6DでISO3200でシャッターを多く切れる)
  • 夜明けの風景写真では、本来f11-16まで絞りたくても、ISOを上げてノイズがでるので、f5.6とかでお茶を濁さざるを得ない。
  • 三脚使用時に、ISOを上げてシャッター速度を上げて、ミラーショックやや風でブレてしまう。
  • 5D2では、ノイズが出るほどISOあげないと室内でf2.8レンズでも暗くて手持ちできない。6Dならノイズ無しでISO上げられる。f4などに絞っても手持ちでOK。