モニタ・カラーマネジメント 写真専用


色管理したモニタは必須です

《普通のモニタでも完璧な色管理》

 

 アマチュア写真家でパソコンが使える、得意だという方は沢山いますが、「カラーマネジメント」したモニタを使っている人は少ないです。

 

 実は、これが最も大事。

 

 でも、無茶苦茶な色管理で写真を現像していることが実は多いのです。

 

  1. モニタが明るすぎる。
  2. モニタの色が「ずれ」ている。
  3. モニタを目で見て「適当に」合わせている。

 

え、画面って自動的に調整されているのではないの?

 

と思うかもしれません。

 

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 私は経済的な理由により、一番安いモデルを使います。

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モニタだけを調整するシンプルな器具ですが、アマチュアには必要かつ十分です。

 

 印刷はMG6330などの安いプリンタですが、だいたいほぼ同じ色が出ます。現像書の印画紙プリントよりは色が揃っています。

 

 この器具は、絶対におすすめします。作品づくりの必須アイテムです。

間違った色管理のモニタを眺めているようでは作品づくりは無理です。

 



モニタ・キャリブレーションをする

 

まず、「キャリブレーション」という作業が必要です。パソコンにモニタをつないで30分間放置して、温度が安定したら、キャリブレーション用のセンサー器具を画面に当てて、ソフトウエアの指示に従い、USBにセンサー器具をつなぎます。画面に、赤、青、グレーなどの100ぐらいのパターンが出てきます。それをセンサー器具が読み取ってくれます。

 

  1. 明るさ
  2. コントラスト
  3. 色味

 

の誤差を計測します。これだけで、後はソフトウエアが誤差を補正してくれます。

 

これで、赤は、絶対的な赤になり、青い空の色もそのままの色が出てきます。

絶対的な「色」調整をするわけです。目分量ではなく。

 

これで、微妙な青や赤が表現できるのです。

 

今まで、一所懸命モニタとにらめっこして、印刷して色が違うと思って悩んでいたとしたら、これがかけていたはずです。


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モニターのカラーマネジメント(色管理)の実際


色管理のできるモニタでは、調整すると以下の様な数値を表示します。

1週間、1ヶ月毎に再調整するよう警告がでます。統計的に計測値を保存管理します。モニターの累計使用時間も管理されています。

さて、以上は今手持ちのパソコンモニタでも使えます。

 

実は、写真専用のモニタという素晴らしい物があります。

 

これはEIZOというメーカーから出ているカラーマネジメントモニタといいます。

 

  1. 調整した色が安定する。
  2. 写真がハッキリ、くっきり見える。
  3. 色のグラデーションや微妙な色味が認識し易い。

 

画面って、大きいが小さいかだけだと思ってませんか?

実は、一度EIZOのモニタを見たら、普通のモニタでは写真は見られません。

それぐらい別物なのです。

 

 

 カラーマネジメントモニタについてはこちらで解説します。