EPSON PX-5V 体験記

メモ書きです。随時更新。

 

 

2015.8 キャノンpro-10を買うことに決めた後、ヤフオクでPX-5Vを発見。インク2セット付きで6万円で落札。インクは1セット17000円するので、プリンタ自体は3万円以下ということです。

 

 これで、個展作品をアート紙にも印刷できる。これまでは、普通の安物の写真光沢紙にプリントしてました。

 

2015.8 個展のためにA4プリントで約60点を、本番用の紙に印刷。

  • 安い、キャノンのMG6530のプリントと発色やコントラストがどう違うのか。
  • 暗部の階調、コントラストのメリハリが出て、見た目解像度が上がる。
  • ただし、1メートル離れると、一般人にはわからないレベル。
  • A3サイズだと、暗部のコントラスト以外も、階調表現がきめ細かくなる。
  • インク消費量は、A4を100枚、A3を10枚でタンクの2/3程度を消費。MG6530だとタンク、5本分は超えるだろう。ただし、5Vは1タンクセットで1万7000円、MG6530はタンクセットで6000円(互換インクなら1000円程度)。

2015.12.15 アート紙で実印刷して満足。カラープロファイルを作る。

  • ハネミューレのアート紙、ウイリアム・ターナーを購入し、作品をA3で印刷。
  • カラープロファイルをA4で2枚に印刷。COLOR MUNKIでキャリブレーションのカラーパターンを読み取り、独自プリンタプロファイルを作成。
  • 実は、ハネミューレのサイトから、PX-5V用のプロファイルをダウンロードして使ってみたが、色が合わない!それで、基本どおりに、自分でプロファイルをつくりました。
  • ウイリアム・ターナーでA3伸び、余白をとって420mmx280mmで印刷。写真は紙の比率とは異なる。ライカフォーマットの3:2ではない。A3のびは絵画用紙サイズ。A3は、現代のコピー用紙規格。Lは写真印画紙の規格。全部バラバラ。
  • プロファイルをつくると、一発で色が決まる!紙とインクの節約になる。さらに、モニタで色や輝度を追い込んで行ける!

 

2015.12.21 インクタンク交換でヘッドづまり発生。

 

  • 1日目にうまく行ったので、数日後、気に入った作品をA3のびのクリアファイルにストックすることに。5枚ほど印刷したところで、イエローとライトマゼンタがなくなった。
  • 新品インクに交換すると、最初のクリーニングが数分あり、その後、再度印刷開始。すると、青い花が、途中半分から紫色に。ヘッド詰まりの予感。
  • メンテナンスモードのヘッドクリーニングとノズルチェックを実施。A4紙に印刷すると、イエローとライトマゼンタが半分ぐらいかすれてる。
  • ヘッドクリーニングを、3回繰り返し、再度チェック。改善なし。
  • 今度は、ライトマゼンタとイエローだけのベタ塗りパターンだけを印刷してみるが、まったくインキ出ず。
  • エプソンのウェブで、サポート記事を見る。24時間あけて、再度挑戦するように書いてあり、翌日に持ち越し。翌日、再挑戦。ダメ。
  • 週明けを待って、電話サポートに電話。スタッフはあっさり、修理と。料金は一律15000円。
  • EPSONの顔料プリンタは、「目詰りする」のは基本とは聞いて知っていたが、購入4ヶ月で来るとは...。
  • でも、世界の写真家プロは、EPSONのPX-5Vを使っており、キャノンは数年前にやっと、肩を並べる機種を、顔料系でだしたばかり。印刷表現のレベルは、きっとEPSONが上のハズ(と信じよう)。
  • 製造は2012年。3年ほど使われていたが、外装は新品同様。インクタンク周りも、汚れなし。使用感はほぼない。インクは半分ほど減っていた。最初についていたインクは、すでに賞味期限切れ。でも、それで詰まったわけではなさそう。詰まったのは、amazonで新品購入した2本なので。
  • 最初はまったく問題なく印刷できていた。アマチュアカメラのファンが、買ったけど使わなくなってヤフオクに出したものかと。

2015.12.25 EPSON修理から戻ってきた。

 

  • 電話で予約した機材引き取りの日本通運が来る。
  • 梱包は、送料込み。(純正の梱包は不用と)
  • 送料は1500円(往復)で自己負担。料金は、修理料金15000円と合わせて、代金引換払い。
  • 修理から返送まで約4日。
  • ヘッド部品交換とのこと。おそらくは、インクをヘッドに送る部分が壊れて、インクが先に届かなくなったみたい。このトラブルは、どうしょうもない。もしかすると、単にエアが噛んだだけかもしれない。

 

 

2015.12.13 印刷してみて、バッチリ。今後は、2週間に1枚は印刷するようにする。