この上級は、本格的に写真作品をつくる意志のある人向けの段階です。
ただし、この作業をしない限り
せっかく撮影した画像データは、
仕上げをした「ちゃんとした作品」にはなりません。
是非、チャレンジしてください。
1)モニタの厳密な色調整(キャリブレーション)
キャリブレーションのセンサー機材でモニタに表示する色を、絶対値に調整します。
これをすれば、ホワイトバランス、明るさ、各色毎の色味のズレが完璧に調整することができます。
※お店で買ってきたモニタをそのまま使っても、全く色があっていません。それは、10万円のモニタでも同じです。
2)RAWデータをデジタル現像する
「デジタル現像」とは、「色と明るさの調整」です。デジタル写真では撮影の後でこれが可能です。この処理のあと、プリントやホームページへの掲載が可能なJPGに書き出し(加工)します。
ソフトのLightroomをつかって、以下の現像処理が可能です。
3)プリンターとモニタの厳密な色調整(キャリブレーション)
プリンタ用の色バランスを、キャリブレーション用のセンサー機材を使って、合わせます。
※モニタと違う色にプリントされる問題に困っていませんか?
プリント技術はとてもムズカシイものです。でも、調整すれば完璧になります。
※印刷してみて目視で調整するのは限界があります。紙もインクも無駄になります。
4)プリンターでの作品用の印刷
プリンタ選び
作品展用の写真印刷
エプソン、キャノンの写真専用の高級インクジェットプリンターが必要です。
Epson 顔料系インク 7-v(5万円台), 5-v(7万円台)
Canon 染料系インクPro-100, 顔料系Pro-10
5)パソコン機材の選び方(部品の使用の選び方)
→ WINDOWS7、8GBメモリ
→ SSD128GB(プログラム用)
→ HDD3T(写真データ用)、HDD3T(バックアップ用)
→ モニタ21-24インチ
(写真専用キャリブレーション機能付き)
UNITCOM
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※ このクラスの性能のパソコンは、初心者が最初から購入してまったく、損はないです。
※ 内蔵HDDはあと一つしか追加出来ません。更に追加するには、外付けHDDを選びます。