「楽しい写真」ホンマタカシ

ホンマタカシ氏の著書の抜粋

 

20140718

絵画調から

決定的瞬間

決定的瞬間

  • ブレッソン
  • disisive moment  アメリカ進出時の訳だった
  • 系術としての独り立ちを目指す欲求
  • スティーグリッツ「カメラワーク」1903年創刊
  • 写真専門のギャラリー「291」
  • ストレートフォト
  • ポール・ストランド
  • モダニズム芸術
  • ウイリアムクライン
  • ロバート・フランク
  • ライカの登場 1925年
  • 小型カメラによるスナップ
  • 森山大道
  • アレ・ブレはクラインの写真集「ニューヨーク」1956年
  • ニュー・ドキュメンタリー作家
  • 1936年

 

ニューカラー

  • 決定的瞬間とニューカラー派
  • ニューカラーは、サリー・オークレア
  • 大型カメラ
  • ありきたりな風景をカラーフィルムに意識的に撮影
  • 露出はどう決める?
  • 主観的と客観的
  • 「等価値」という発想(ありきたりもOK)
  • カラーのトーンを決める

 

  • ホンマタカシ氏 「明るく可愛く壊れやすくちょっと残酷でそして少し悲しい」被写体を選び、適正露出よりも1段明るく撮影し、プリントの段階でさらに1段明るくプリントしました。
  • 藤原新也氏 「世界をどうとらえているのか?」という世界を見る眼、世界観の違いそのもの
  • 「自分には世界はこう見えているだ」という決意の表明
  • カラー写真のトーンを決めるのは一大事

エグエルトン

  • 写真による世界の認識方法を変えた(とらえ方)
  • 1976年MOMA エグルストンの展示
  • モノクロ絶対主義のアート世界にカラー写真という新ジャンル
  • 古き良きアメリカ南部
  • 「決定的瞬間」に対する「持続する時間の中で世界を見つめ続ける」
  • 世界はすべて等価、決定的瞬間などありえない
  • 「アンチクライマックス」
  • ニューカラーというムーヴメント
  • 70年代

 

 

 

  • 5つの世界観
  • エリオットポーター
  • 鳥、自然
  • ソロー「森の生活」
  • アンセル・アダムスいわく「カラー写真はあまりにも散文的」
  • あるがままに撮影した
  • ダイトランスファープリント
  • 1940年代からカラー写真に取り組んだ

 

ポストモダン

  • 1991年MOMAの写真部長がピーター・ガラシに(前ジョン・ジャカフスキー)
  • 一人のキュレーターが時代を変えた
  • セットアップ写真
  • 私的な小さな物語
  • ナン・ゴールディン
  • ラリー・クラーク
  • 荒木

現代美術と写真

  • アンディ・ウォーホル
  • 杉本博司
  • かつてあった境界線はなくなった
  • 美術か写真か

 

4つの視点

  1. ストレートからセットアップへ
  2. 大きな物語から小さな物語へ
  3. 美術への接近
  4. あらゆる境界線の曖昧さ

 

 

 

エグルストンはニューカラーなのに小型カメラ

 

ワークショップ

好きな一枚の写真を選んで、それを言葉で説明し、同じ構造の写真を撮影する。

 

印象的な感想ではなく

要素に還元する

構造的に読み解く

好きとか嫌いでない、ちがう読み解き方もある

 

 

 

写真を疑う

 

  • 全ては一回終わっているとことからスタート
  • トーマス・ルフ

 

写真に委ねる

 

  • 「制約を設ける」
  • 長くたのしく写真を続けるコツ
  • 動き回る自由を固定する
  • 露出を固定する 中平卓馬
  • ピントを固定する 十文字美信
  • 自然に任せる
  • シャッターは光センサー 宮崎学

 

  • 写真家は主体的に被写体を選んで、自分の感覚で撮るべきだ、とういう価値観が一般的
  • 僕は他の人とモノを見る時間軸が違う
  • 普通の写真家は、自分の主体性とか内面性を写真で表現しようとしますよね。