Lightroomに写真を取り込む

ライトルームで過去の作品を管理し直す


《ライトルームの使い方を理解したら過去の写真を管理しましょう》

2014.5.2

 

ライトルームは現像の機能だけではなく、写真を管理して選んで選別することができます。

 

 今後は、ライトルーム自体の「読み込み」機能で写真データを保存管理するようにします。ちゃんとできるか、不安な場合は従来の方法と並行してやっておくと安心です。

 

 ちなみに、私の場合、5年間で約50万枚撮影し、ライトルームで選別して削除した後残っているRAWデータが全部で約11万枚あります。

 本当に作品として使えるのは1000枚もありませんが、いずれ技術進歩や作風進歩によって利用価値がでるので残しています。

 

 すでに、数万枚のRAWデータ、JPEGデータをお持ちの場合、それを全部、ライトルームに読み込んで管理することをオススメします。

 

以下、詳しく書くと、よくわからないと思いますが、一応書いておきます。

 

《画像データ管理の手順》

 

  1. JPEG、RAWデータを保存しているディスクを1つにする。最低2つ、できれば3つコピーしてバックアップ。もちろん、別々のディスクにです。
  2. 一気に選んで、ライトルームに読み込む事もできますが、数万枚だと数時間かかることもあるので、100枚ぐらいで実験してください。
  3. メニューの「ファイル」-「写真とビデオを読み込み」で選んで登録します。これはライトルームが「画像の場所と情報」を読み込んで管理用の目次(インデックス)を作る作業です。あくまで、「場所と基本的な情報」であり、画像そのものではありません。
  4. 「読み込み」を行うと、左の列の「フォルダー」というところに、「2014」などのフォルダ、その下に「2014-04-30」などのフォルダが自動的に作成されそこに、「写真情報」が保存されます。
  5. ここで読み込んで作成したのが「カタログ情報」と呼ばれるものです。現像で補正や色修正などを行うと、その「調整作業」の情報がここに保存されます。何万枚の写真におこなった作業の細かい手順がすべて管理保存されています。なので、通常バックアップが自動で毎週行われます。

 

 こうして、あとは保存したり、現像したり、書き出ししたり、普通に写真を管理して作品仕上げを行うことができます。