光と色の空間

写真は、光を使って絵を描くものです。

 

絵が写るのではありません。

見たままの状態が、コピーのように記録できるわけではない、ということです。

 

実際に、カメラで写真を撮ってみると、なんでこんなにうまく撮れないのか。

そんな経験は誰にでもあります。

 

 

 

 

基本的な知識

 

光の色の三原色 RGB

  • RED、Green、Blue

 

色の四原色 CMYK

  • シアン、マゼンタ、イエロー、黒

 

光の波長

 

虹は7色に見える。

  • 実際は、7つの色に分けて定義したということが正しい認識です。
  • 連続的に、波長が変わりそれが色となって認識されています。

 

光の波長 

  • 赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7つ

 

赤色が目立つ理由

  • 人間の網膜には光を感知する細胞がある。
  • 人には、赤、青、緑の3色を認識する細胞がある。
  • 赤色を認識する細胞が他の細胞より多い。

 

 

 

 

印刷の勉強(パソコン印刷にも役立つ)

印刷インクの色の基準

Japan Color

 

印刷で表現が難しい色がある。

 

「転びやすい色」

  • 印刷機のコンディション、用紙、温度や湿度などで、色味が安定しない色のこと
  • 焦げ茶系

 

印刷に再現されない色

  • 淡い色 CMYK値が低い色
  • 最低でも「CMYKのそれぞれを10%以上の色で設定する」
  • 特色は「CMYK」カラーに変換される。

 

塗りたしとは

  • 画像の上下左右を仕上がりサイズからそれぞれ3mm程度外側へのばすこと
  • 複数の用紙を一度に断裁するので、切り落とし位置に多少のズレが生じることがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗工紙とは

  • 表面をコート剤・白土(クレー)などの特殊な薬品でコーティング
  • インクの乗りが良くなるため色の再現性に優れ、写真が綺麗に仕上がる

 

 

中綴じ冊子/カタログ印刷

 

  • 厚みは90kgです。指に吸い付くような感触
  • 発色もよく、見た目にもしっかりとした印象
  • 表紙のみ厚さを変えるとよりしっかりとした作りに
  • 本文が90kgなら表紙は135kg程度
  • 本文が135kgなら表紙は180kg程度

 

PURは無線綴じの一種

  • PUR製本、実は無線綴じ製本の糊にPUR系接着剤を使用したもの
  • 無線綴じ製本は一般的に、EVA「Ethylene Vinyl Acetate=エチレン酢酸ビニルコポリマー」を使用したEVA系接着剤
  • 最近では、耐久性の高さからPURも徐々に普及

 

PUR製本冊子印刷|オリジナルグッズ作成は格安印刷通販の【WAVE】

 

最もキレイな仕上がりは高精細オフセット印刷

 

  • 4色のインキ(シアンC/マゼンタM/イエローY/ブラックK)それぞれの版で印刷されフルカラー
  • 大部数印刷に適している
  • 最小100部から

小部数の場合

  • 10~200部なら小部数印刷に向いている「デジタルオフセット印刷」や「オンデマンド印刷」

文字のアウトライン処理がされていない!

配置画像の不足

厚みのイメージは?

 

■70kg(1枚あたり0.06mm)

コピー用紙程度の厚み。一般的な新聞折込チラシや雑誌本文等に使用されています。

 

■90kg(1枚あたり0.08mm)

一般的なコピー用紙より、しっかりとした印象の厚み。チラシ・フライヤー印刷の他、冊子の本文に多く用いられます。美術館等の展示イベント案内、映画の告知チラシにも使用されています。