大事な写真を保存しているパソコンは大丈夫でしょうか。
もし、パソコンが壊れたら、デジタル写真はすべて消えてなくなってしまいます。
まずは安全のために、つぎに作業効率化とより良い作品づくりのために、色々な写真家パソコン術を公開します。
もし、改善するのにヘルプが必要な場合は、ご相談ください。
写真家パソコン術の「自己」診断フォームです。
もし、「自分と違う」と思った場合は改善点がみつかったということ。
- Aグループ 80%以上 ほぼOK
- Bグループ 60-79% パソコンの使い方に改善の余地あり
- Cグループ 59%以下 パソコン自体と使い方に問題があります。
- Dグループ 自己診断に書かれている事がよくわからない。
「どうすればよいのか」
その対処法はこのウェブサイト上で紹介します。
1)パソコン本体の診断
- パソコンは3年以内のものを使用している。
- メインメモリは4GB以上ある。
- ハードディスクは1TB以上ある。(500GBなどの時代ではない)
- WINDOWS用にはSSD(128GB以上)を使っている。
- パソコンが遅いと思ったことがなくストレスなく動く。
- ウインドウズが1年以上前と比較して処理速度が遅くなったりしていない。
- WINDOWS7を使っている。
- WINDOWS XPは使っていない。
- WINDOWS8は買わない。
2)データ管理の診断
- 撮影したら、パソコンにデータ保存している。
- 画像データは複製してバックアップしている。
- CDなど5年程度で壊れるもので保管しない。
- 写真画像は画像だけのハードディスクに保存している。
- オリジナルの撮影画像は直接加工せずに撮影状態で残している。
- バックアップ用のハードディスクは、ウインドウズ用ハードディスクとは別にしている。
- バックアップは、オリジナル、バックアップ、バックアップ2の3つで保管している。
- ハードディスクは全部で3個使っている(OS・ソフト用、データ用、バックアップ用)。
- バックアップには、高速フォルダー複製のフリーソフトを使用して差分同期している。
3)撮影データの診断
- 写真画像データはRAW形式で保存している(サイズ10MB以上)
- JPEGだけで撮影しない。必ず、RAWも保存する。
- ブラケット撮影しハイキー、中間、アンダーのバリエーションを残している。
- 1/3の5段階ブラケットを使っている。
4)モニタの診断
- パソコンモニタではカメラの背面モニタと同じ色で見えている。
- 黄色っぽかったり、青みがかったりしない。
- モニタの明るさは調整されている(輝度調整)
- カラーマネジメントを理解している。
- モニタはきちんと色調整している。(色計測機器で)
- 写真専用のモニタを使用している。
- 机の照明を「高演色型」の写真モニタ用の蛍光灯にしている。
- 安物のマウスを使わない。
- メモリーカードは、読み出し40MB/S以上ある。
- メモリーカードは32GB以上を買っている。(約2,000円)
- SDメモリは読み出し90MB/Sの64GBを使っている(約4500円)
5)現像仕上げ
- RAW現像ソフト アドビ フォトショップ ライトルームを使っている。
- RAW現像ソフトキャノンDPP(カメラ付属無料)などを使った。
- フォトショップエレメンツを本気で使わない。お試しならOK。
- ライトルームで★マークで格付けしている。仕上げは
プリンタの診断
- 写真用には最低でも6色以上のインク数がある。
- 高価な純正インクや写真プリント紙を使わない。
- 写真紙は光沢や半光沢、マットなど使い分けている。
- 大体画面と同じ色で印刷されている。
- モニタよりも暗く印刷されたりしない(モニタ調整の問題)
iPhone・iPad活用の診断
- 写真用紙にプリントせずにiPadで見ている。
- iPad用の画像は1600xサイズに縮小している。
- フォルダに写真を分類している。
インターネットSNS活用の診断
- フェイスブックを使っている。
- 500pxを使っている。
- GANREFを使っている。
- 価格コムを見ている。
以上、つづく。