【知っ得情報】

 

 RAWデータは、カメラのセンサーのすべての情報を保持した状態です。これは素っぴんの化粧前の状態です。すこし、ぼやっとしています。これは一番光の階調が豊かな状態です。

 一方で、「JPEG撮り」したJPEG画像は、表面的な色、線、明暗の情報だけを残して画像を圧縮した状態の画像です。


【知っ得情報】 2015.4.3

 

 RAWデータは、カメラのセンサーのすべての情報を保持した状態です。これは素っぴんの化粧前の状態です。すこし、ぼやっとしています。これは一番光の階調が豊かな状態です。

 一方で、「JPEG撮り」したJPEG画像は、表面的な色、線、明暗の情報だけを残して画像を圧縮した状態の画像です。RAWデータという素っぴんの画像に「自動のインスタントなお化粧」を施した状態です。お化粧とは、ピクチャースタイルの、風景、ポートレートなどのことです。これはRAWデータに①コントラスト、②シャープネス(くっきり)、③色の濃さ、④色合いを強調する設定のことです。

 

 RAW現像を自分でする場合は、ピクチャースタイルは「忠実」または「ニュートラル」に設定しておきます。これは、カメラの説明書にも記載されていることですが、以外と「スタンダード」のままのひとが多いです。

 このピクチャースタイルの厚化粧に置き換わるのが、ライトルームでのRAW現像です。これは、デジタルカメラのセンサーが取り込んだ100%の光の情報を活かして調合するための技術です。

 

 ※もし、あなたがJPEG画像だけに設定して撮影(JPEG撮り)していたとしたら、それは高価な一眼レフカメラの性能をほとんど無駄にしていることになります。 高解像度の豊かな光の階調のデータ情報のほとんどが、自動のインスタント現像処理で失われてしまっています。必ず、RAWデータも同時に撮影して保存しておきましょう。