写真家パソコン術セット 上級

【上級者向けの写真家パソコン術セット】

 

とにかく理想的な環境で写真作品をつくりたい人にベストな選択を提案します。

  • 予算は高くてもよい。
  • 10年間でも使い続けられるモノが欲しい。
  • 一番良い環境をさがしている。

そんなひとに、2015年3月時点でのベスト・セレクションです。

※日進月歩の世の中、半年を経過したらまた再検討したほうが良いと思います。

 

 

 


  1. 写真家仕様のデスクトップパソコン
  2. 写真データの管理・現像・プリントのソフト ライトルーム
  3. 写真家用のモニタ
  4. 写真家用のプリンタ


カラーマネジメント・モニタ


予算にあわせて、3つから選んでください。

現像をする場合には、2枚のモニタを横位置、縦位置で使用するのが理想的です。

特に、縦位置にモニタを回転できるEIZOモニタは、縦位置の写真を半切サイズでみることができます。

風景写真の場合は、横位置で撮影することが多いので、モニタ1枚でも問題ないかもしれません。
 ※私は花の写真を縦構図で撮影することが多いので常に2枚必要です。

 ※2枚目のモニタを使用するには、パソコンにビデオカードを増設する必要があります。


  • 写真専用の色とコントラスト性能
  • カラーマネジメント機能
  • 色を基準値に設定するカラーセンサー付属モデル
  • 普通の人が無理をしても、EIZOモニタが欲しい場合は、これがベストな選択です。23インチでも、横位置の写真がA4サイズからB4サイズ位でみることができます。





  • 写真専用の色とコントラスト性能
  • カラーマネジメント機能
  • 色を基準値に設定するカラーセンサー付属モデル
  • 普通の人が無理をしても、EIZOモニタが欲しい場合は、これがベストな選択です。23インチでも、横位置の写真がA4サイズからB4サイズ位でみることができます。

 



  • 27インチはとても大きな画面です。
  • 現時点では最高のものです。風景写真など大きなプリントをする場合は理想的なモニタです。
  • 価格は、24インチと比べるとたった3インチですが価格は1.4倍です。あと、3年もすれば10万円以下になってくると思います。

パソコン本体


基本的なカスタム仕様
 
  1. Intel i-7 (4コア8スレッド) 最上位の性能
  2. メモリ 16GB(将来はさらに増設可能)
  3. SSD 256GB(Widowsとソフトウエア用)
  4. 内蔵HDD 3TB 2個(写真データ用、バックアップ用)
  5. 内蔵メモリカードの読み取り装置
  6. データ通信のUSB 3.0(古いものは2.0ですが)
  7. Windows7(ただし、後に8.1へのアップグレードも可能)


これぐらいの仕様なら、5年後でも部品追加で8kでも対応可能です。
 
以上が、写真家パソコンの超高性能な必要最小限の仕様です。
(7-10年は使える)
 
これを、パソコン工房の通販BTOではオーダー仕様に工場で組み立てて納品します。

基本モデル


MN7050-i7-JXRB [Windows 7 Professional]|Core i7とGeForce GT 740搭載| パソコン工房



これをベースに、カスタム仕様に変更します。



ダウンロード
御見積書 パソコン工房 k様.pdf
PDFファイル 582.6 KB

見積もりでは2種類あります。


180,674円(3年延長保証、税含む)

167,629円(3年延長保証、税含む)



高い方は、メモリが16GB(2枚)で、安いほうがメモリが8GB(1枚)です。

メモリは、あとでも追加でき、通常は8GBで十分です。より、高速化、複数の画像処理ソフトの同時使用などをする場合は、16GBのほうが若干速くなります。

※通常のメーカ保証1年を、3年保証にする延長保証で +約16000円となっています。通常は、初年度に壊れない場合は、壊れることはほとんどないと言えますので、無しにしても良いと思います。

※マウスとキーボードは、必要最低限のものがついています。使ってみてから、お店でより高級で使いやすい無線のものを選んで購入しても良いと思います。



やはり、パソコン工房のオーダー仕様で完成したものを購入するのがベストです。
機能的には将来いくらでも部品単位でグレードアップや修理が可能です。

ちなみに、デル、HP、富士通、NECのパソコンは、専用設計のため拡張性がありません。
価格は性能が低いのに高いです。部品単位での修理交換が自分でできません。
 
パソコン工房の実店舗は、名古屋周辺にないようですが、基本的に通販で対応しているので全国どこでもアフターサポートは可能だと思います。
修理サポート
 
パソコン工房が全国チェーンで国内トップですが

ソフトウエア


  • ライトルームは現時点では、写真家のスタンダードなソフトです。
  • デザイナー向けのフォトショップとはちがい写真家の作業手順、写真データ管理、現像処理、プリント作業を行うためのすべてが可能です。
  • カメラメーカーの現像ソフトとは比較になりません。特に、撮影後の大量な写真データの保存から最終的な作品としてプリントするまでのすべての工程を管理出来る点は、比較するまでもありません。
  • 5年も撮影すれば、数万枚以上の写真データを管理する必要があります。それが可能なのはこのソフトだけです。
  • まもなく、永久に支払いが必要な月額料金制のccだけになることが予想できますので、パッケージ版を今の内に買うことをお勧めします。




無料のデータバックアップソフト Rsync


  • 大切な写真データは、バックアップ用のHDDにコピーを保存する必要があります。
  • HDDは、10年以上使えることも可能ですが、1ヶ月で突然壊れることもあります。そのため、大切な撮影データは最低でも1個複製を作る必要があります。
  • そのときに、問題なのが、頻繁に追加、削除、編集する数10万個のデータを、その都度全部コピーすると、3TBで12時間程度かかります。
  • そんなときには、変更した部分だけの差分を更新するためのバックアップソフトが役に立ちます。DドライブをEドライブにバックアップするという設定をしておき、1週間に1度「更新」ボタンを押すだけで、超高速でオリジナルデータを複製してくれます。
  • ※これは5分毎の自動バックアップも可能です。





無料のウイルス対策ソフト


AVG free



超大事なこと


写真家パソコン術では、保存ディスク(HDD)の構成を、CドライブをSSD、Dドライブを写真データ専用HDD、Eドライブを写真データのバックアップ専用HDDとします。


これにより、Windows自体は、HDDの10倍以上の超高速で読み書きするSSDで動かします。パソコンの起動が半分以下の時間で済みます。また、大きな写真データはHDDから同時並行的に読み書きできるので、処理が速くなります。


 一方、通常のパソコンではHDDが1個しかなく、これをCドライブとして、ソフトもデータも同居させるために、色々な問題が発生します。


 まず、データ処理が混雑して、通信するデータ転送速度が遅くなります。これだと、写真をモニタに表示するのに時間がかかります。たとえば、現像で色やコントラストを調整しても、瞬時に反映されなくなり、作業効率が悪くなります。特に、JPEGで書き出しをしたり、プリント作業をするときには時間がかかります。


 また、Windowsに致命的な問題が発生した場合に、膨大なデータを同居させているので、簡単には初期化して復旧することができません。

 また、バックアップデータをCドライブに同居させると、Windowsが壊れた時にデータも読み書きできないようになります。これではバックアップする意味がありません。

 また、Cドライブが壊れた時には、オリジナルのデータ、バックアップデータ、ソフトの編集情報のすべてが失われてしまいます。


故に、絶対に写真データや編集情報を失いたくない「写真家パソコン術」では、3つの保存ディスクを一つのパソコンに使います。