【上級者向けの写真家パソコン術セット】
とにかく理想的な環境で写真作品をつくりたい人にベストな選択を提案します。
そんなひとに、2015年3月時点でのベスト・セレクションです。
※日進月歩の世の中、半年を経過したらまた再検討したほうが良いと思います。
予算にあわせて、3つから選んでください。
現像をする場合には、2枚のモニタを横位置、縦位置で使用するのが理想的です。
特に、縦位置にモニタを回転できるEIZOモニタは、縦位置の写真を半切サイズでみることができます。
風景写真の場合は、横位置で撮影することが多いので、モニタ1枚でも問題ないかもしれません。
※私は花の写真を縦構図で撮影することが多いので常に2枚必要です。
※2枚目のモニタを使用するには、パソコンにビデオカードを増設する必要があります。
基本モデル
MN7050-i7-JXRB [Windows 7 Professional]|Core i7とGeForce GT 740搭載| パソコン工房
これをベースに、カスタム仕様に変更します。
見積もりでは2種類あります。
180,674円(3年延長保証、税含む)
167,629円(3年延長保証、税含む)
高い方は、メモリが16GB(2枚)で、安いほうがメモリが8GB(1枚)です。
メモリは、あとでも追加でき、通常は8GBで十分です。より、高速化、複数の画像処理ソフトの同時使用などをする場合は、16GBのほうが若干速くなります。
※通常のメーカ保証1年を、3年保証にする延長保証で +約16000円となっています。通常は、初年度に壊れない場合は、壊れることはほとんどないと言えますので、無しにしても良いと思います。
※マウスとキーボードは、必要最低限のものがついています。使ってみてから、お店でより高級で使いやすい無線のものを選んで購入しても良いと思います。
無料のデータバックアップソフト Rsync
無料のウイルス対策ソフト
AVG free
写真家パソコン術では、保存ディスク(HDD)の構成を、CドライブをSSD、Dドライブを写真データ専用HDD、Eドライブを写真データのバックアップ専用HDDとします。
これにより、Windows自体は、HDDの10倍以上の超高速で読み書きするSSDで動かします。パソコンの起動が半分以下の時間で済みます。また、大きな写真データはHDDから同時並行的に読み書きできるので、処理が速くなります。
一方、通常のパソコンではHDDが1個しかなく、これをCドライブとして、ソフトもデータも同居させるために、色々な問題が発生します。
まず、データ処理が混雑して、通信するデータ転送速度が遅くなります。これだと、写真をモニタに表示するのに時間がかかります。たとえば、現像で色やコントラストを調整しても、瞬時に反映されなくなり、作業効率が悪くなります。特に、JPEGで書き出しをしたり、プリント作業をするときには時間がかかります。
また、Windowsに致命的な問題が発生した場合に、膨大なデータを同居させているので、簡単には初期化して復旧することができません。
また、バックアップデータをCドライブに同居させると、Windowsが壊れた時にデータも読み書きできないようになります。これではバックアップする意味がありません。
また、Cドライブが壊れた時には、オリジナルのデータ、バックアップデータ、ソフトの編集情報のすべてが失われてしまいます。
故に、絶対に写真データや編集情報を失いたくない「写真家パソコン術」では、3つの保存ディスクを一つのパソコンに使います。