節約したい中級者向けのデスクトップ型PC

節約したい中級者向けのデスクトップ型PCについて、

2015年の年始早々に相談を受けたS様の実例を紹介します。

 


【S様の現状診断】

  1. 写真教室にかよい続け、ニコンのデジタル一眼レフカメラを5年以上使っている。
  2. メールなどは普通に使えるが、パソコンには詳しくない。ただし、年齢の割には、パソコンも活用されており、今ではライトルーム現像もできるようになりました。
  3. RAW現像を最近始めたところ、暗くてコントラストがなく逆光で暗い写真が、RAW現像で「キラっと見違えるように」なり、ビックリしたのは2ヶ月前。
  4. 10年前のPCは遅くて写真現像ができない。画面が固まる。
  5. PCはhp社製 Core i-3 中古でもらった。※i3は、メールとウェブしかできない性能です。
  6. 外付けHDDの3TB(約1万円)を追加したのでデータ保存容量は余裕。
  7. カラーマネジメントのセンサーでモニタは色管理しており、バッチリの色と明るさです。

 


【購入の条件】

  • 全予算は10万円。
  • 古いパソコンは本体とモニタ一体型なので、モニタ購入も必要。
  • PCの初期設定、写真術の設定などは自分でできない。
  • 古いPCからのデータとソフトの引っ越しは自分でできない。

 


【パソコン仕様の検討 その1】


  1. 上級者向けの超高性能ではなく、中の上級レベルの性能にする。CPUが4コアなので十分な性能で購入後7年ぐらいは快適に使えます。
  2. ノートPCは、画面も小さく、画質も悪く、同じ部品でも2割程度遅くなるので除外。i-5でも、ノートPC用はCPUのコアが2個しかありませんので除外です。
  3. CPUは、i-7より1万円程安くなる CORE i-5 4460 とする。4コア4スレッド
    ※i-3は低性能で使えない。
    ※5年後に中古でi-7にアップグレードすればよい。

  4. メモリは8GBとする。※3年前と比べて価格が倍近い相場
  5. Windows 7 64bit home とする。Professionalだと、5000円高になり使う機能は同じなので。※Windows 8は論外です。
  6. HDDは、超高速になるSSDは使わず、内蔵HDD 3TB 1個とする。
  7. バックアップには、持っている 外付け HDD 3TB を使用する。
  8. 内蔵部品は、今後も新しい良いものに交換が可能です。


→ 超最速PCの実例はこちら(本体予算12万円台)

→ 中級者でもっと安い仕様をさがす 本体6万円台




  1. パソコン工房の通販BTOを調査する。
  2. アマゾンで調査する。
  3. パソコン工房の店頭で調査する。
  4. ヤマダ電機で調査する。
  5. ヨドバシカメラ、ジョーシンで調査する。

以上を実施しました。

 

結論は、やはりパソコン専門店の通販で特別仕様で注文します。

性能も価格も将来的な拡張性も良いです。


MN5010-i5-FKB [Windows 7 Professional]|Core i5搭載| パソコン工房

 

※お店ではHDD交換は15000円程の作業料が必要とのことでした。

※大手メーカーパソコンは、部品を交換すると動かなくなる問題があります。理由は、安く作るために、本当にギリギリ最低の仕様で作っているからです。デル、hp,NEC、富士通などは注意を。 

 

 


【パソコン購入の検討 その1】

 

パソコン工房の通販BTOで調べた結果

 仕様その1は、税送料込 約87000円 でした。

  •  i-5 4460
  • メモリ8GB
  • HDD2TB
  • Windows 7 64bit professional 
  • 内蔵メモリカードリーダー追加
  • HDDを500GBから2TBに交換
パソコン工房

【パソコン仕様の検討 その2】 7万円台にするために


MN5010-i5-FKB [Windows 7 Professional]|Core i5搭載| パソコン工房

 

パソコン工房の通販BTOで調べた結果

 仕様その2は、税送料込 約78000円 でした。


モニタのことを考えると予算オーバーです。

 

その1とは別の商品からカスタマイズしました。

  1. CPUは、i-7より1万円程安くなる CORE i-5 4460で変更なし。4コア4スレッド
  2. メモリは8GBではなく4GBにする。(6000円程節約します。
  3. HDDは、内蔵HDD 3TBではなく2TBを1個とする。

 

→ 超最速PCの実例はこちら(本体予算12万円台)

→ 中級者でもっと安い仕様をさがす

パソコン工房
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PDFファイル 372.0 KB

予算に悩む


 【パソコンモニタの選択】

 

パソコンモニタの価格が、全体的に2割以上がっています。

これは、円安の影響ですね。

 

 一番安いモデルでも、 横長23インチ 19000円

(特に写真用の高級モデルではありません)

 

PC本体が84000円だとすると、

モニタと本体の全部で、103000円となります。

 

予算オーバーです。

以下の初期設定作業と引越し作業の予算がなくなってしまいます。

 


そこで、中古モニタなら1万円程度で買えます。

これで全体予算を考えてみます。



パソコンの初期設定


【写真家パソコン術に必要なソフトのインストール作業】

※パソコン販売店ではソフトに関することはサポートしません。

※ソフトウエアの専門業者でも、5万円以上の費用を支払わないと以下の作業は委託できません。

※写真家パソコン術を自分で勉強してやるしかないのですが、できない人は、ご相談ください。