Kさんの外付けハードディスクが壊れた

2015年2月28日執筆


今年の1月に、新しいパソコンを購入したKさんが困ったことになりました。


 なんと、写真データのバックアップ用の外付けハードディスクが認識されなくなり、写真データが見れなくなりました!


 以前から、外付けハードディスクを接続してWINDOWSを起動すると、10分ぐらい起動するのにかかったり不思議な現象がありました。今、振り返るとこれは、パソコン本体が外付けハードディスクを認識できていなかったのだと思います。


 外付けハードディスクは、購入して半年たっていません!!


【具体的な現象】


  1. 外付けハードディスクを接続してパソコンを立ち上げると10分以上かかる。
  2. WINDOWSの「コンピュータ」を開いても、そのハードディスクが出てこない。
  3. パソコン本体のソフトの動きが怪しくなった。

【対処1 診断】


  1. とりえあずハードディスクを預かって帰り、私の自宅パソコンに接続。
  2. 「コンピュータ」を開いても、出てこない。
  3. コンピュータを右クリックして「管理」メニューの「ディスクの管理」を開いてみる。
  4. ドライブとしては認識しているがフォーマットが「NTFS」ではなく「RAW」となってしまっている!
  5. ディスク自体は壊れていないが、データを管理するプログラムが壊れている。

※一般人なら、ハードディスクが壊れたということで、お店にもっていって初期化して、データをすべて失ってしまうことになるでしょう。

※製品自体は壊れていないので、新品交換ではなく、メーカーで初期化してデータがない状態まで戻して解決ということになるでしょう。


しかし、写真家パソコン術としては、データ復旧までを自分でやりたいところです。

(ちなみに、データ復旧の業者だと、データ容量によりますが、5万円とか15万円は請求される作業です)


【対処2 復旧作業】

  1. ネットで症状を検索してみると、突然このようにディスクが認識できなくなる不具合は多数あるようで、対処法を研究して解決するのに半日かけました。以下が手順です。
  2. 最初は、チェックディスクで修復しようとしましたが、ディスクがWindowsで認識しないので、「フォーマット」しましょうか?といわれる。もし、フォーマットしたら、万事休す。写真データは全部消えてなくなってしまいます。
  3. ディスク管理メンテナンスのソフトで、ディスクの中身を解析し、修復をこころみること数回。しかし、だめ。
  4. 問題は、マスターブートデータという、データを管理する「目次」の情報が壊れてなくなっていることだと判断した。
  5. ディスクの中身を解析して、データ自体を見つけ出し、ファイルを選んで別のディスクにコピーして、データを救出した。成功!
    (これができなかったら、ディスクを初期化してデータとはサヨナラだった)


【対処3 ハードディスクの正常化作業】


  1. 救出したデータを別のハードディスクに保存する。
  2. 壊れたハードディスクを初期化する。
  3. 初期化したハードディスクをチェックディスクで診断して確認する。
  4. 問題ないことを確認して、退避した復旧データを書き込む。


以上で、すべての作業は完了です。






 みなさんも、こういうことは数年に一度はあると思います。


写真家パソコン術としては、以下の作業を怠らないように注意する必要があります。

  1. 写真データは、バックアップを2つ以上用意すること
  2. ウインドウズのメンテンナンスを毎月1回は行うこと
  3. 不具合がないか、ディスクチェックをすること
  4. 壊れたセクタを修復すること
  5. 2年に1回は、ディスクを初期化してリフレッシュすること


また、外付けディスクは、接続不良や電源落ちなどで壊れやすい環境にあります。内蔵ハードディスクを使用することをおすすめします。


 

 

 


先日、写真教室の先生が、パソコンの写真データが全部消えてなくなったといっていました。外付けHDDがこわれて、メーカーに保証期間中の無償交換をしてもらったが、写真データは消えたということを聞きました。

 フィルム時代の感覚の方なので、バックアップする気もないようです。

デジタル写真は教室の作例がほとんどで、フィルム写真程の作品はないと、あっさりあきらめておられました(笑