壊れたノートPCの復活の巻

古いノートPCが壊れたので、データだけなんとか取り出してほしいとの相談を解決!


 今日、Jさんに救援を養成されました。


なんと、来月の個展にだす写真作品の画像データがなくなったと。

 来月の教室のグループ個展の作品を先生にみてもらって最終決定した写真の画像が、実は壊れて取り出せなくなったノートPCの中にあるのだそうで、とても困っている様子でした。

 

 業者さんに見てもらったそうですが、どういうわけか、HDDドライブを取り出すこともできなったらしく、ドライバーで蓋を開ければドライブを取り出して、別のPCからデータだけを読み取って復活できるが、それもできなくなったらしい???


 パソコンを分解して、データだけをハードディスクから取り出す復旧サービスだと10万円近くかかるそうです。


 さて、どうやって解決したのかをレポートします。



現物を診断


 壊れたノートPCは、Vista。5年以上経つので、新品のWindows 8.1を買ったが、大切な写真作品のデータはない状態。

 

 早速、夕方に壊れたノートPCを預かって、パソコンサポートの工房で分解しようと、HDDドライブの蓋のネジを見てみた。


 スペックは、Core2Duoの性能が下の廉価版のCPU。メモリは2GB。HDDは500GB。

メールが出来る程度の入門者用。モニタは17インチほどあり大きいのでまあまあ見やすそう。



業者の診断と仕事のお粗末さに閉口


なんと、ねじ山を潰している。


 どういう業者なのか、ひどい仕事でした。これは、データを取り出すことはできないので、Windows Vistaを起動させるしかないということで、電源をつないで電源スイッチをオン!

 

 さらに、壊れたという診断は、まったくの勘違いな判断だったことが判明。

 30秒程画面真っ暗だったので、これは終わったかとおもいきや、5分ほどほっておいたら、「更新中・・・・」みたいな画面に。

 どうも、Windows Updateをして、再起動で更新ソフトを組み込む作業で30分近くかかるところで、業者は「壊れた」と判断したらしい。


 欠陥だらけのVistaは、アップデートで30分以上かかっても正常起動しないという経験が、あったので「やっぱりか」という感じ。

 ちなみに、私も8年ほど前に、Vistaを入れたことがあったが、その時も、最初の設定で挫折したことを思い出しました。ソフトを更新しないと、まともに起動がしない状態だったのです。新品でも、すごく遅くてダメなPCでした。その4年後にWindows 7が出たら、すぐに入れ替えました。そしたら、見違えるうように、サクサク動くようになったのです。


 しかし、ここから復活の義は結構長い道のりでした。夕方から6時間ほどかかって、ソフトの更新と設定の変更をおこない、最終的には「使える元の状態」に戻しました。

 

高速化の設定作業


 

  1.  Vistaが一番ダメな理由は、見た目をかっこよく見せるために、処理能力が大幅に遅く、メモリを圧迫して、待ち時間が発生することなので、定番の「パフォーマンス優先」のシンプルな「クラシック画面」に設定を変更。「コントロールパネル」の「システム」の「システムの詳細」で「パフォーマンス優先」を選択。
  2.  ここまでで、20回ほど、再起動を繰り返して、かなり良くなりました。
  3.  ウイルスの全ドライブのスキャンが4時間以上かかっているが、それが終わったら作業は完了。

 

ディスクスキャンができてない


おそらく、HDDドライブのフォーマットにダメージがあるので、それを回復するための「ディスクスキャン」をしようとしたが、なぜかしないままにWindowsが起動してしまいます。

現状は、起動して動いているので問題ありませんが、時々、動かなくなる「グルグル現象」が発生します。この主な原因は、2GBしかないメインメモリ不足だと思われます。


以上で、「壊れる前の状態」までは復旧出来ました。

 明後日には、引き渡す約束をしているので、それまでメンテナンス出来るところは色々やってみます。

 

 

無事解決しました!

ノートPCを調子が悪くなる前の健康な状態にまで復旧しました。

初期化もせずに、元の状態までもどせました。

詳細は、ここでは書ききれませんので割愛します。



トラブル復旧の儀


以下が、手順の時系列のリストアップです。

 

 

  1. 電源を接続して、PCのインジケータの「充電と電源接続中」のランプを確認。
  2. しばらく充電して、電源スイッチをオン。
  3. すぐには起動せず、真っ暗。
  4. 何回かやっていると、HDDドライブのアクセスランプがピカピカとし始めた。
  5. しばらくすると、画面に2行ほどのメッセージがでてきた。「更新中 ・・・・   1/3 」
  6. Windows Updateの後の再起動のプロセスを処理していることを確認。
  7. そこから、30分ほど「更新中」。
  8. 再起動して、「不正な終了で、ちゃんと起動できないけど、どうしてくれる?」みたいな、メッセージの画面がでた。
  9. これは、作業途中で強制終了して、電気ショックで気絶したPCが、Windowsが起動できなくなる状態であることを確認。
  10. 富士通の説明書の「リカバリ」という、全部のデータを消して、工場出荷状態のHDDに戻す方法を調べてみる。しかし、データは消えるとあり、復旧には1日かけなければ下に戻せないので、躊躇。
  11. 果たして、「セーフティモードで起動する」ということをすすめてくるけど、正常起動できるならということで「通常起動」を選択。
  12. あっけなく、起動して、Windowsのデスクトップ画面が出てきて解決の糸口が見えた。
  13. ここで、異常終了した原因が「致命的なプログラムの破損」なのかどうかをチェックする。
  14. ディスクの状態を診断するソフトで、壊れてないかをチェックして、問題なしとでた。
  15. 次に、ノートPC自体のドライバソフト(部品の機能の基本制御のためのもの)を最新に更新することに。しかし、いくら探しても、いくら説明書を見ても、ドライバのアップデートの方法が見つからず。
  16. すべてのプログラムから「富士通のいれたソフト群」から「ソフトの自動更新」をするソフトを起動して、メンテナンスを開始。
  17. できたかどうか、わからない感じで終了したが、富士通のサポートセンターの最新の更新情報のリストが表示されるようになった。その最新は、Windows Updateをして、セキュリティの脆弱性をなんとかしろというもの。とても、一般人には対処できる作業ではない。
  18. WindowsUpdateは、合計10回ほど、15分程ダウンロードしては再起動を繰り返し数時間。やっと、更新が必要無くなりこの作業は完了。
  19. すると、ウイルス対策ができてないので「危険!」という警告メッセージがでてきたので、無料のウィルス対策ソフトをダウンロードして、設定してすべてのHDDドライブをスキャンして完了。
  20. それでも、数年以上ノーメンテンナンスのPCなので、沢山のトラブルがあるだろうとおもい、トラブル診断と修復のソフトで分析してみた。すると、数万件の整理が必要なことが出てきて、それも、修復して対処完了。とても、人間技ではできないトラブル修復でした。